調停で離婚が成立した場合について

2017-06-02

調停で離婚が成立した場合について

離婚調停で,お互いが歩み寄るなどして離婚の合意できた場合,調停が成立します。
離婚調停の成立により,法的には離婚したということになります。
もっとも,戸籍上,当然にそれが反映される訳ではありません。
このため,離婚が成立したことを,市町村役場に届け出る必要があります。
この届出は,通常の離婚届とは異なり,あくまで報告的な届出であると解されています。
届出の期間は,調停成立後10日以内ですので,出し忘れのないように気をつけてください。

この届出は,夫婦のいずれがする必要があるのでしょうか。
これについては,原則,調停の申立人が義務者です。
もっとも,相手方が届け出た方が便宜な場合もあります。
この場合には,調停条項の中で,「相手方の申出により離婚する。」といった合意を明記しておくことが一般的です。

また,調停で,養育費や財産分与の合意ができた場合,これについても調停調書に記載することになります。
調停調書には,確定判決と同一の効力があります。
このため,調停調書に基づいて,義務者の給与や預金などの財産について強制執行をすることが可能になります。