婚姻届の不受理申出制度について

2017-05-26

婚姻届の不受理申出制度について

離婚届が勝手に出されることを防止するため,離婚届の不受理申出という制度が設けられています。

たとえば,
1.離婚をするつもりで夫婦で離婚届を作成したが,後で離婚をしたくなくなった。ところが,相手が勝手に離婚届を出してしまう場合。
2.離婚をするつもりがないのに,相手方が離婚届を勝手に書いて,出してしまう場合。
などが考えられます。

市役所の戸籍係は,夫婦が本当に離婚の意思を持っているか(離婚意思が合致しているか)を通常確認することはできません。
このため,離婚届を記入したものの,後で離婚をする意思がなくなっていたとしても,市役所の戸籍係が分からずに離婚届を受理してしまうおそれがあります。

また,悪質な場合には,離婚をしたい一方配偶者が,勝手に他方の署名を記入してしまい,離婚届を出してしまう場合もあり得ます。

このような可能性がある場合には,前もって,離婚届の不受理申出をしておくべきでしょう。
不受理申出をしておくことによって,離婚届は受理されないことになるので,離婚は成立しません。
また,誤って,離婚届が受理されたとしても,離婚は無効となります。

方法としては,自分の本籍地のある市区町村役場に,「不受理申出」を提出します。
詳しくは,役場に問合せることが良いでしょう。
申出は,原則として,本人がする必要がありますが,手続としてはごく簡単に終えることができます。

岐阜市に本籍地がある方は,岐阜市役所の市民課で申出を行うことができます。
岐阜市役所のホームページ(http://www.city.gifu.lg.jp/6869.htm)にも,届出の記載がありますので,参考にしてみてください。