【離婚調停】期日の流れについて

2017-06-01

【離婚調停】期日の流れについて

離婚調停を申立てた,あるいは申立てられた場合,第1回の調停期日に出席することになります。
では,調停期日はどのように進んでいくのでしょうか。
その流れについて説明していきます。

裁判所から指定された期日に家裁に行くと,まずは待合室で呼出を待つように指示されます。
岐阜家裁の本庁の場合には書記官室が2階にあります。まずはそこで受付を済ませ同じフロアの待合室で呼出を待つことになります。
この際,申立人は申立人待合室,相手方は相手方待合室と別れており,夫婦双方が同じ部屋に同席することがないよう配慮されています。

その後,調停室へ入るように声がかかります。
最初に,調停委員(あるいは裁判官または裁判所書記官)から調停の手続の説明が行われます。
この説明は10分程度で終わります。
通常,申立人と相手方が同席して,同時に説明を受けることになります。
ただし,DV等が見られた場合など同席が好ましくない場合には,配慮される場合もあります。

同席説明が終わると,離婚調停の本題に入っていくことになります。
調停は,調停委員会が中心となって進行します。
調停委員会は,裁判官と民間から選ばれる調停委員2名(男女各1名ずつ)で組織されます。
もっとも,通常の期日では,裁判官は同席せず,2名の調停委員と話をすることになります。

第1回目の期日では,申立の理由を確認するため,まずは,申立人側が調停委員に事情を説明します。
時間は,30分強であることが通常です。
その間,相手方は相手方待合室に戻って待機します。

その後,申立人と相手方が入れ替わり,相手方が調停委員に事情を話すことになります。
申立人は,申立人待合室で待機します。

このように,調停は,申立人と相手方が交互に調停室に入り,それぞれの意向を調停委員に伝えていくことで進行していきます。
期日でお互いの妥協点を探り,合意ができれば調停が成立することになります。
もっとも,第1回の調停期日で合意ができることは多くなく,通常期日を続行して調停を進めていくことがほとんどです。
期日は,1ヵ月ないし2ヵ月に一度の頻度です。

他方,両者の主張の隔たりが大きく,合意の見込みが立たない場合には,調停は不成立(不調)となります。
合意の可能性がほぼゼロである場合には,1回か2回で不調となります。
他方,調停を継続していくうちに合意できる見込みがある場合には,半年程度は継続することが一般的です。